
実用タイ語検定の概要を知りたい人。
実用タイ語検定を受講したい人。
実用タイ語検定の概要がわかる。
実用タイ語検定の勉強方法がわかる。
実用タイ語検定試験4級 概要 勉強方法
今回は、実用タイ語検定試験の概要と勉強方法について話して
いきます。
実用タイ語検定試験とは、特定非営利活動法人日本タイ語検定
協会が実施する、日本語話者向けのタイ語の検定試験のことです。
一般的に、語学勉強の方法は留学や独学やスクールに通うなど
方法があります。
そこで、独学者は、自分のタイ語のレベルを図ることが困難です。
主に自分の語学レベルを客観的に図る手段として実用タイ語検
定試験が存在しています。
ほぼ独学で受験した私が概要と受験で感じたことを皆様に共有
しておこうと思った次第です。
ざっくりと、大筋だけ追って、実用タイ語検定試験の概要と勉
強方法について紹介していきます。
実用タイ語検定試験の概要
まずは、実用タイ語検定試験の概要について書いていきます。
実用タイ語検定試験は、1〜5級の5段階に分類されます。
そして、それぞれにレベル別の問題が出題されます。
一般的には5級から受験をスタートし、合格すると次は4級、
3級と順を追って受講していくことになります。
この順番で勉強していけば、急激に難易度が上がらずに、
うまい具合にステップバイステップで最終的に1級に到達す
ることができます。
以下に級ごとのレベルをまとめておきます。
受験級 | 評価基準 |
5級 | 入門レベルの文法知識と語彙をカタカナ発音表記またはローマ字発音表記で習得し、それらを用いて表現できること。ゆっくりであれば8単語程度までの簡単な文章の聴解と発音ができる。挨拶や自己紹介、意思表示が可能なレベル。(カタカナ発音表記とローマ字発音表記の併記で出題)春季・秋季 通年実施 / 一次試験のみ解答方式 : マークシート / 筆記 : 60分間 / リスニング : 約10分間 |
4級 | 初級レベルの文法知識と語彙をタイ文字で習得し、それらを用いて表現できること。ゆっくりであれば10単語程度までの簡単な文章の聴解と発音ができる。簡単な会話が可能なレベル。春季・秋季 通年実施 / 一次試験のみ解答方式 : マークシート / 筆記 : 60分間 / リスニング : 約10分間 |
3級 | 日常生活を送るのに必要な中級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて表現できること。短い文章の読解・聴解・記述・口述ができる。日常生活においてタイ人と意思疎通が可能なレベル。春季・秋季 通年実施 / 一次試験のみ解答方式 : マークシート / 筆記 : 60分間 / リスニング : 約15分間 |
準2級 | 社会生活を送るのに不可欠な中上級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて的確に表現できること。やや長い文章の読解・聴解・記述・口述ができる。一般的な業務や職務においてタイ人との意思疎通が可能なレベル。春季のみ実施 / 一次試験のみ可能解答方式 : 記述 / 筆記 : 60分間 / リスニング : 約20分間タイの義務教育小学校3年生以上のレベル。 |
2級 | 社会生活を送るのに必要な上級レベルの文法知識と語彙を習得し、それらを用いて流暢に表現できること。高度な専門用語を含まない新聞記事・論説文・物語の読解、ニュース・アナウンスの聴解ができ、テーマに沿って論述することもできる。一般的なタイ語翻訳やタイ語通訳が可能なレベル。秋季のみ実施 / 一次試験合格者は二次試験あり(対面口述式にて約40分間)解答方式 : 記述 / 筆記(一次) : 60分間 / リスニング(一次) : 約20分間 |
1級 | 標準的なタイ語を口語、文語ともに不自由なく使いこなし、タイ人と遜色なく自然かつ正確に表現できること。専門的な文献の読解と翻訳、司法行政、政治経済、商談契約に関する通訳ができる。全国通訳案内士の外国語筆記試験合格レベル。秋季のみ実施 / 一次試験合格者は二次試験あり(対面口述式にて約40分間)解答方式 : 記述 / 筆記(一次) : 60分間 / リスニング(一次) : 約25分間 |
実用タイ語検定試験4級の勉強方法
次に実用タイ語検定試験4級の勉強方法ですが、勉強方法については大きく分けて3つあります。
- 文字学習
- 単語学習
- 文法学習
文字学習はタイ文字を覚えて読めるようになるということです。
そして、三つのうちで一番重要な学習となります。
タイ語検定試験は、5級だけローマ字発音記号で出題されます。
4級以上は、タイ文字での出題となるため、タイ文字が読める
ようになる必要があります。
数個の単語に①②③④の数字が付与されています。 短文の虫
食い部分()内のどこに入れるか回答をします。 マークシー
ト方式のためタイ文字を書く必要は無し。
勉強方法は、過去問を購入し、問題を書き取りまずは3周する。
次に、タイ語で日記を書いて先生に添削してもらうこと。
まずは、それでやってみましょう。
単語学習、文法学習
こちらは、合わせてご紹介します。
文法と単語は、教科書に沿った勉強が必要です。
私もこちらを使っていて、5級の文法と単語は網羅
できていました。
4級自受講者は、まず(1)の内容がしっかりわか
れば、試験対策は終了です。
最後に
タイ語の実用性ですが、これからはどんどんとダイバーシティ
が加速していき外国語のスキルが英語一本では、他人との差別
が図れなくなってきます。
昨今、実用タイ語検定試験の受験者数も増加しており、他の言
語も同様に増加傾向にあります。
この先英語と合わせて他の言語を習得する必要性はますます増
加するでしょう。
本記事の内容は、YouTubeでも解説しているので、動画の方も是非ご覧ください
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